アイデンティティ

最近盛んにアイデンティティという言葉が使われます。アイデンティティは元々は心理学用語です。しかし最近では、各企業をはじめ映画やテレビでも盛んに取り上げられる、現代人には身近なテーマのひとつです。

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アイデンティティの意味

アイデンティティとは、「自我の確立」「自己同一性」という意味の英語です。アメリカの精神分析学者である、エリクソンによって提案されました。アイデンティティは、自己と集団意識の関係を表す言葉です。そのため最近では、コーポレートアイデンティティなどというように、企業関連の言葉としてよく使われます。

コーポレートアイデンティティ

コーポレートアイデンティティとは、企業のオリジナリティや理想を簡単にあらわしたものです。言い換えれば、普通の客がその企業を認識する際に、その指針となるのがコーポレートアイデンティティなのです。コーポレートアイデンティティには、以下のような要素があります。

コーポレートアイデンティティ1・ブランド名

コーポレートアイデンティティには、シャネル(CHANEL)やNTT DOCOMOのようなブランド名があげられます。いずれも名前を聞いただけですぐに、企業のイメージが湧きますよね。

コーポレートアイデンティティ2・ロゴマーク

コーポレートアイデンティティには、ロゴマークもあげられます。たいていの企業には、オリジナルのロゴマークがありますよね。

コーポレートアイデンティティ3・キャッチコピー

コーポレートアイデンティティには、キャッチコピーもあげられます。キャッチコピーは、各企業の理念などを、わかりやすく表したものが多いのが特徴です。

ビジュアルアイデンティティ

ビジュアルアイデンティティとは、各企業が自社の特徴を顧客へ発信するために作る、視覚デザインのことです。ビジュアルアイデンティティのわかりやすい例としては、ロゴマークやシンボルマークがあげられます。最近では、より視覚効果の高いビジュアルアイデンティティの開発が、企業の宣伝効果を高めるのに欠かせないと考えられています。

ブランドアイデンティティ

ブランドアイデンティティとは、各企業が中・長期的なブランドイメージを確立することです。どんなブランドを生み出し、どのような価値付けをしていくかイメージを練ることが、ブランドアイデンティティであるといえます。ブランドアイデンティティは、企業タクティクスの確立に大きく影響します。そのためブランドアイデンティティの出来次第で、企業の業績が変動してしまいます。

アイデンティティ管理

アイデンティティ管理とは、簡単に言い換えるとID管理のことです。現在ではほぼすべての会社にパソコンが存在し、労働上の大きなツールとして機能しています。確かにパソコンによって、大幅に仕事の利便性は向上しました。しかし、個人・企業・顧客の情報が外部に漏れやすいという難点もあります。このような情報管理をしっかりするには、どうすればよいのかを考え実行するのが、アイデンティティ管理なのです。最近ではアイデンティティ管理がうまくいっていないために、さまざまな情報が外部に漏れるケースが増えています。このような事態を防ぐためにも、有効なアイデンティティ管理の確立が求められます。

アイデンティティクライシス

アイデンティティクライシスとは、他者との新しい接触によって、自己の価値観や存在そのものに危険を感じることです。具体的なアイデンティティクライシスの例としては、以下のようなものがあげられます。

アイデンティティクライシスの例1・海外留学

アイデンティティクライシスの最もわかりやすい例に、海外留学があげられます。海外に留学すると、それまで日本人として当然と思っていた価値観が、通用しなくなることがよくあります。その際に自分の人間性に自信が持てなくなる状態を、アイデンティティクライシスと呼びます。

アイデンティティクライシスの例2・引越し

アイデンティティクライシスは、海外に移った時にのみ経験するものではありません。国内の引越しなどの際にも、アイデンティティクライシスは起こりえます。同じ日本国内でも、地域が変われば風習なども微妙に変化します。そんな環境の変化により、自分の作ってきた世界観がグラつくのも、アイデンティティクライシスの一例です。

アイデンティティと映画

アイデンティティはこのように、心理学や企業の世界で多く使われますが、メディアの世界でも同様に、大きなテーマとして取り上げられます。テレビのドキュメンタリー番組などでは、アイデンティティの確立を扱った特集などが、盛んに放映されていますよね。また、アイデンティティが映画のタイトルに使われることもあります。最近ではハリウッド映画、「ボーンアイデンティティ」が話題をさらいましたよね。ボーンアイデンティティは一級のアクション映画として仕上がっています。ボーンアイデンティティは現在では、レンタルショップでも借りることができるので、まだ見ていない方は是非一度ご覧になって下さい。


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